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J-GLOBAL ID：201202267286980574   整理番号：12A1572896

N-フェニルカーバメートクロルプロファムの分解と損失を研究するツール - 総合的レビュー

Tools to study the degradation and loss of the N-phenyl carbamate chlorpropham - A comprehensive review

著者 (2件)： SMITH Margaret J. ,  BUCHER Goetz
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 49  ページ： 38-50  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クロルプロファム(ClPC)は1951年に導入され,カーバメート類として知られる農薬のグループに属する第1級N-フェニルカーバメートで,世界中の全殺虫剤販売の11%を占めると推定されている。これらは,容易に分解するので有機塩素系殺虫剤より毒性が低いと考えられているが,その環境影響とこれら分解生成物に関するその後の懸念は,これらが環境毒物と人間への毒性と/又は発癌性があることを示した。CIPCを作物成長の雑草管理のため,そしてまた長期貯蔵中の作物に対する発芽抑制剤にも用いられ,一方その分解を研究し,これらに引用された速度は大きく変動した。本報では,加水分解,生物分解,光分解と熱プロセスによる分解の文献速度を,大気,水と土壌での分配に関するデータと共にレビューした。更に,実験手順の詳細をレビューし,比較して,半減期と分配係数をどのように計算するかを示し,このように大きく異なった値がどのように達成されたことを理解できるようにした。CIPCの利用とその最大残留レベルに関する法規制もまた特に,最近の欧州委員会(EC)法規制を参照して考察した。CIPCの分解に関する分析データが規制当局による意思決定に重要な役割を果たしている事実を考慮して,筆者等は,極最近開発の方法論を含めて利用可能なデータの最新のレビューを行う時期であると感じている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 農薬汚染 ,  残留農薬 ,  *農薬代謝 ,  *有機塩素系殺虫剤 ,  発芽阻害剤 ,  カーバメート系殺虫剤 ,  カルバミド酸エステル ,  カーバメート系除草剤 ,  環境影響 ,  毒物 ,  発癌性 ,  加水分解 ,  生物分解 ,  光分解 ,  熱分解 ,  *分解反応 ,  半減期 ,  分配係数 ,  法規制 ,  行政機関 ,  速度 ,  汚染物質 ,  芳香族アミン ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： フェニルカルバマート ,  欧州委員会 ,  環境汚染物質 ,  分解速度

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (7件)： (3,6-ジオキソ-1,4-シクロヘキサジエニル)カルバミド酸イソプロピル ,  (3-クロロ-4-メトキシフェニル)カルバミド酸イソプロピル ,  (3-ヒドロキシフェニル)カルバミド酸イソプロピル ,  3,3′-ジクロロアゾベンゼン ,  3-クロロアニリン ,  3-クロロフェニルイソシアナート ,  クロルプロファム

タイトルに関連する用語 (5件)： 分解 ,  損失 ,  研究 ,  ツール ,  レビュー