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J-GLOBAL ID：201202267303447842   整理番号：12A1023599

K中間子凝縮-ハイペロン共存に基づく新しい高密度核物質相の探究

著者 (1件)： 武藤巧 (千葉工大 情報科学 教セ)
資料名： 千葉工業大学プロジェクト研究年報
巻： 9  ページ： 155-156  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： L3719B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： K^-中間子多重束縛原子核(MKN)におけるΛ(1116)とΣ^-(1197)ハイペロン存在の効果を相対論的平均場理論を用いて非一様密度など,原子核の有限性を現実的に取り入れた枠組みの下で検討し,高密度でかつエネルギーの低い安定な状態ができる可能性を検討した。標的核にK^-を入れたとき,そのストレンジネス数の内のいくつかがハイペロンの混在によって担われ,K^-,ハイペロン,核子が共存するMKNになると想定した。標的核がA=15,Z=8,ストレンジネス数=8の場合について各粒子の密度分布を計算した結果を示し,ハイペロン混在を考慮せずにストレンジネス数をすべてK^-に負わせたMKNの場合の結果を比較した。

シソーラス用語： *ハイパー原子核 ,  Kマイナス中間子 ,  ハイペロン ,  Λ粒子 ,  Σマイナス粒子 ,  ストレンジネス ,  *Bose凝縮 ,  平均場近似 ,  相対論的効果
準シソーラス用語： *K中間子凝縮

分類 (2件)： ハイパー原子核  (BG02060V) ,  恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (5件)： K中間子凝縮 ,  ハイペロン ,  共存 ,  高密度 ,  核物質