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J-GLOBAL ID:201202267310037749   整理番号:12A0868511

水位低下は北部ピート地帯におけるリター分解真菌類及び放線細菌群集をどのように修飾するか

How water-level drawdown modifies litter-decomposing fungal and actinobacterial communities in boreal peatlands
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  ページ: 20-34  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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微生物は,生の有機炭素入力(例えば植物リター)をCO2に分解する。原始ピート地帯は高水位(WL)のために分解工程は遅れる。したがって北部ピート地帯は地球的土壌炭素(C)のおよそ30%を含有する。地球温暖化はこれらの土壌炭素ホットスポットのWLを減少させる。したがって,WL状態シフトに対する植物リターの分解工程の応答は興味深い。2つの重要な分解因子群集の真菌類と放線細菌について,北部ピート地帯で2年間培養したリターで多様な集合を調査した。実験計画法は,短期(約4年)及び長期(約40年)WL水位低下を経た区画と非処理対照を含んだ。環境変数(WL状態,立地,リター特性)に対するリターに存在する真菌類及び放線細菌の応答は,PCR-DGGEフィンガープリント法及びRNAの相補的DNAへの逆転写後の16S及び18SリボソームRNA遺伝子内領域の直接配列化によって評価した。リター分解で見つかった真菌類の配列はいろいろな菌類系統樹由来の生物体を表すが,大部分の放線細菌の配列は距離的に既知の放線細菌に類似した。結果は,(1)WL状態及び立地はリターに存在する微生物群集構成にマイナーな影響力を及ぼした。(2)リター特性は群集,特に真菌類に最も強い影響力を及ぼした。(3)分解段階は真菌類群集構成に影響力を及ぼし,菌根から腐生性真菌類への予想される変化を示した。(4)2年分解後のリターの質量損失は真菌類群集構成の変化と関係しなかった。そして,それは放線細菌群集構成と極わずかな程度で関係した。全体として,本研究結果はWL状態がリター特性を通して主に間接的にリターに存在する微生物群集を修飾することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  微生物に対する影響 

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