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J-GLOBAL ID:201202267332731517   整理番号:12A0780325

分子内配位有機スズテルル化物: 安定かそれとも不安定か

Intramolecularly Coordinated Organotin Tellurides: Stable or Unstable?
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  号: 14  ページ: 3478-3482  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有機スズ(I)化合物,[2,6-(Me2NCH2)2(C6H3Sn]2(1),は硫黄やセレン担体によって酸化され,モノ有機スズカルコゲン化物を生成する。本研究では1のn-ヘキサン溶液にTe単体を加えた時の反応について調べた。その結果,反応生成物としてビス(有機スズ(II))テルル化物,[2,6-(Me2NCH2)2C6H3Sn]2Te(2)が単離された。この反応の時間を長くする(24h)と溶液の色は薄黄色から赤色に変わり,[2,6-(Me2NCH2)2C6H3(Te)Sn(μ-Te)Sn-2,6-(Me2NCH2)2C6H3](3)が生成した。2から3への転換はスズ原子の酸化状態の変化(II価からIV価へ)により説明できた。トルエン中,24hの反応後ではTeによるビス(有機スズ(II)テルル化物(2)の完全酸化生成物,有機スズ(IV)テルル化物[2,6-(Me2NCH2)2C6H3Sn(Te)]2Te(4),が生成した。化合物4は湿度及び光に敏感で,部分加水分解生成物(5)及び光分解生成物(6)に転換した。これらの有機スズテルル化物の構造,スズの原子価状態及び安定性をX線構造解析,NMR(1H,119Sn,125Te及び密度汎関数法計算により調べた。
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分類 (2件):
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有機すず・鉛・ポロニウム化合物  ,  有機半金属・有機金属化合物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (2件):
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