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J-GLOBAL ID:201202267334030753   整理番号:12A0923997

環境中に拡散した放射性物質対策に関する基礎的検討(その2)-木本性植物近傍の空間線量率と植物体の放射性セシウム濃度-

Monitoring of radionuclides in the environment (Part 2); A measurement of gamma-ray dose rate and radiocesium concentrations around/in 20 woody plant species at 5 months after the accident of Fukushima nuclear power plant
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資料名:
号: V11027  ページ: 16P  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: F0293D  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故により,多量の放射性物質が環境中に放出・拡散した。対策にあたっては,どこからの放射線が,どの程度空間線量率に影響を及ぼしているのかを知る必要がある。本報告では,除染や立ち入り制限措置などの森林における放射性物質対策のために,千葉県我孫子市に生育する20種30本の木本植物について,樹木の樹種,測定高,部位別に放射性Cs濃度を調べて,どの程度の放射性物質が付着して,空間線量率に影響を及ぼしているかを明らかにした。その結果,常緑斜葉樹以外の樹体近傍では,地表からの放射線が樹体に遮られることによって減衰される割合が高く,地上1mの線量率が地上12m程度でおよそ半減した。一方,ヒマラヤスギやヒノキなどの常緑斜葉樹の樹体近傍では,測定位置の地上高によらず空間線量率が地上1mでの測定値と同程度に高いことが明らかになった。これらの違いは,植物種による葉の放射能濃度や当年葉/旧年葉の放射能濃度の差異に一致した。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
引用文献 (20件):

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