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J-GLOBAL ID:201202267404829894   整理番号:12A1384183

マトリックス支援レーザー脱離イオン化-質量スペクトル分析法を用いるポリエチレングリコールの分析: 紫外線吸収剤と紫外線安定剤を用いる新規マトリックスシステム

Analysis of poly(ethylene glycol) using matrix-assisted laser desorption/ionization-mass spectrometry: Novel matrix systems using ultraviolet light absorber and stabilizer
著者 (2件):
資料名:
巻: 328-329  ページ: 17-22  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス系としてオルトヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導体の紫外線吸収剤と紫外線安定剤(チヌビン770)とを採用し,マトリックス支援レーザー脱離イオン化-質量スペクトル分析法(MALDI-MS)によりポリエチレングリコール(PEG)を調べた。光源にN2レーザー(337nm)を用いた。マトリックスとして多くの紫外線吸収剤 チヌビン234,チヌビン326,チヌビン327,チヌビン328およびチヌビン329を用いた。分析結果をポリエチレングリコールのMALDI-MS分析の最も一般的なマトリックスである2,5-ジヒドロキシ安息香酸(DHB)を用いた結果と比較した。チヌビン328またはチヌビン329を用いたPEGのMALDI-MSスペクトルは,DHBを用いたものより高いイオン化効率を示した。しかしながらDHBにチヌビン770を添加するとイオン化効率は顕著に増加した。これとは対照的に紫外線吸収剤の場合は,チヌビン770を添加するとイオン化効率は著しく減少した。DHB+チヌビン770の共マトリックスのイオン化効率増加は,DHBとチヌビン770とが錯体を形成した結果,マトリックスの柔軟性とPEGへの相溶性とを促進したと説明された。チヌビン770と紫外線吸収剤との錯体形成は紫外線吸収剤のアルコール(ヒドロキシル)基をブロックしてマトリックスとPEGとの分子間相互作用を著しく減少させた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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高分子固体の物理的性質  ,  質量分析  ,  その他の1へテロ原子六員複素環化合物  ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド 
物質索引 (7件):
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