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J-GLOBAL ID：201202267438412224   整理番号：12A0077901

カーボンナノチューブの潜在的な放出経路,環境運命と生態リスク

Potential Release Pathways, Environmental Fate, And Ecological Risks of Carbon Nanotubes

著者 (11件)： PETERSEN Elijah J (National Inst. Standards and Technol., MD) ,  ZHANG Liwen (Univ. Georgia, GA) ,  MATTISON Nikolai T (Univ. Western Ontario, Ontario, CAN) ,  O’CARROLL Denis M (Univ. Western Ontario, Ontario, CAN) ,  WHELTON Andrew J (Univ. South Alabama, AL) ,  UDDIN Nasir (National Inst. Standards and Technol., MD) ,  NGUYEN Tinh (National Inst. Standards and Technol., MD) ,  HUANG Qingguo (Univ. Georgia, GA) ,  HENRY Theodore B (Univ. Plymouth, Devon, GBR) ,  HOLBROOK R David (National Inst. Standards and Technol., MD) ,  CHEN Kai Loon (Johns Hopkins Univ., MD)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 45  号： 23  ページ： 9837-9856  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種消費者製品等に使用されているカーボンナノチューブ(CNT)の環境放出の影響への関心が大きく,多くの研究プロジェクトで放出経路,運命と毒性が調べられている。これらのトピックスに関して知識ギャップと同様に新しい傾向を同定することを目的に,これらの文献を展望した。特に,ポリマ製品からのCNTの放出,廃水処理システムでの除去,表面および地下媒体での移動,凝集挙動,土壌と堆積物粒子との相互作用,変換と分解の可能性と土壌,堆積物と水生態系での潜在的生態毒性を調べた。現在の文献での主要な制限の一つは関係する媒体(ポリマ,組織,土壌と堆積物)でのCNT量の定量方法であることを示した。新しい方向には複合材料からのCNT放出への機構モデルの開発と,コロイドとの異種凝集と各種土壌でのナノ粒子の移動等の複雑で環境的に現実的な系でのCNT移動の研究が必要であることを述べた。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  環境アセスメント ,  *環境影響 ,  環境汚染 ,  放出 ,  リスク ,  *リスク評価 ,  研究開発 ,  文献展望 ,  ナノ粒子 ,  生態リスク ,  評価

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： カーボンナノチューブ ,  放出 ,  経路 ,  環境運命 ,  生態リスク