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J-GLOBAL ID:201202267487618008   整理番号:12A0302288

NGC4449の近傍にあって潮汐によって歪んだ矮小銀河

A tidally distorted dwarf galaxy near NGC 4449
著者 (10件):
資料名:
巻: 482  号: 7384  ページ: 192-194  発行年: 2012年02月09日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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NGC4449は,近傍にあるマゼラン型不規則スターバースト銀河で,Bバンドの絶対等級で-18等を示し,地球から3.8メガパーセク離れたところに大質量で明るい中程度の年齢の銀河核が存在する。この銀河は,中性水素(HI)の特異な複合体に取り囲まれており,この複合体にはリングや殻,逆方向に回転するコアが含まれ,およそ90キロパーセク(kpc)の広がりがある。NGC4449は比較的孤立しているものの,最も近傍の既知の伴銀河で,南へおよそ40kpcほど離れたところに位置する銀河DDO125との相互作用が,そのHI構造の複雑性の原因と考えられている。本論文では,NGC4449の伴銀河である矮小銀河,すなわちNGC4449Bの存在について報告する。この伴銀河は,Vバンドの絶対等級で-13.4等を示し,その有効半径は2.7kpcで,全体ではおよそ8kpcまで広がっている。これは,潮汐破壊の過渡的な段階にあり,天の川銀河近傍のいて座矮小楕円銀河の状況によく似ている。NGC4449Bは顕著なS字型形態を示し,これは破壊されつつある銀河で予想される形態だが,これまでのところ分解しつつある球状星団でしか観測されていない。我々は,さらなるアークあるいは円盤の波打ち構造が,これまで知られていた距離の2倍に当たる,銀河中心から約20kpcまで広がる成分を含む,2成分からなる星間ハローに埋もれていることも見いだした。Copyright Nature Publishing Group 2012
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