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J-GLOBAL ID:201202267521643076   整理番号:12A1429035

結晶工学における新しい機会-分子結晶研究における原子間力顕微鏡の役割

New opportunities in crystal engineering-the role of atomic force microscopy in studies of molecular crystals
著者 (3件):
資料名:
巻: 48  号: 74  ページ: 9210-9226  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿では原子間力顕微鏡(AFM)の原理及び分子結晶の研究におけるAFMの応用について概説している。手法としてのAFMには一般的に2つの操作モードがある。それはフォースカーブ測定モードと画像撮影モードである。更に画像撮影モードにはコンタクトモード(探針で柔らかい試料を傷つける恐れがある)及びタッピングモード(コンタクトモードに適さない試料に向く)がある。分子化合物の結晶工学においてAFMの使用によって接近できる新しい研究の用途範囲を例証する。結晶成長機構としてメラミン・シアヌル酸の共結晶やテトラセン結晶の例を示す。またエピタキシー成長(n-アルカンの三次元結晶成長の例),結晶成長速度論(カフェイン形Iからカフェイン形IIへの互変多形転移の速度論の例)及び結晶成長抑制の例も示す。結晶工学の中心的なテーマは弱い相互作用の理解に焦点を当てた研究や結晶化アーキテクチャーのデザインに適する信頼性のある巨大分子のシントンの特定から構造特性の関係に向かって急速にシフトしている。結晶の物理化学特性は表面研究におけるAFMの緊要性同様,それらの表面特性及び形態に強く依存することを考えると,AFMは結晶工学で標準的な道具になるべきであることは自明である。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
顕微鏡法  ,  結晶学一般 

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