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J-GLOBAL ID：201202267522713167   整理番号：12A0263718

ペリレンエキサイマ蛍光によるダプトマイシンオリゴマ化の特性化:ホスファチジルグリセロールの化学量論的結合はオリゴマ形成を誘発する

Characterization of daptomycin oligomerization with perylene excimer fluorescence: Stoichiometric binding of phosphatidylglycerol triggers oligomer formation

著者 (4件)： MURAIH Jawad K. ,  HARRIS Jesse ,  TAYLOR Scott D. ,  PALMER Michael
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1818  号： 3  ページ： 673-678  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダプトマイシンはリポソーム膜上でオリゴマを形成することが知られている。ペリレンエキサイマ蛍光を用いて,膜会合オリゴマのさらなる特性化を行った。そのために,N末端脂肪酸アシル鎖をペリレン-ブタン酸と置換した。ペリレン誘導体は天然ダプトマイシンの抗細菌作用の3分の1を維持した。ホスファチジルコリン及びホスファチジルグリセロールを含むリポソーム上で,Bacillus subtilis細胞上と同様に,ペリレン標識ダプトマイシンはエキサイマを形成し,隣接オリゴマサブユニットN末端アシル鎖が互いに即時に接触することを示した。脂質バイセル系において,オリゴマ形成はホスファチジルグリセロールの化学量論量で滴定された。従って,ホスファチジルグリセロールの単一分子とのダプトマイシンの相互作用は,十分にダプトマイシンオリゴマ化を誘発した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： エキシマ ,  *ペプチド系抗生物質 ,  *オリゴマ化 ,  ホスファチジルグリセリン ,  化学量論 ,  アシル基 ,  抗細菌作用 ,  レシチン ,  *リポソーム ,  分子集合体 ,  分子間相互作用 ,  蛍光標識 ,  ポリペプチド ,  シクロペプチド ,  脂肪酸 ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： バイセル

分類 (2件)： 病原体に作用する抗生物質の基礎研究  (GX05020C) ,  生体膜一般  (EF04010G)

物質索引 (3件)： ダプトマイシン ,  ブタン酸 ,  ペリレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 蛍光 ,  ダプトマイシン ,  オリゴマ化 ,  特性化 ,  ホスファチジルグリセロール ,  オリゴマ形成 ,  誘発