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J-GLOBAL ID：201202267539510545   整理番号：12A0230594

低品質MgOを用いた電気アーク炉廃棄物の固体化/安定化

Solidification/stabilisation of electric arc furnace waste using low grade MgO

著者 (2件)： CUBUKCUOGLU B. (Dep. of Civil Engineering, Centre for Environmental Health and Engineering, Univ. of Surrey, Guildford GU2 7XH, GBR) ,  OUKI S.k. (Dep. of Civil Engineering, Centre for Environmental Health and Engineering, Univ. of Surrey, Guildford GU2 7XH, GBR)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 86  号： 8  ページ： 789-796  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,鉄鋼電気アーク炉廃棄物中の重金属を安定化/固定化(S/S)するための低グレードMgO(LGMgO)の可能性を評価することを目指した。硬化時間,一軸圧縮強度(UCS)及び酸中和能(ANC),単体と粒状浸出試験で評価した浸出挙動のような関連特性を,廃棄物の英国埋立廃棄物受入基準(WAC)を踏まえて調べた。この結果,ポルトランドセメントタイプ1(CEM1)とLGMgOで,40%と70%廃棄物添加のCEM1-LGMgO1:2と1:4のすべての調べた混合設計は,UCS,初期と最終硬化時間及びコンシステンシーに関して,WACの要求に適合していることを実証した。大部分のANC結果はWAC限界に適合し,酸無添加のpH閾値は安定で,28日間で11.9と12.2の間であった。粒子浸出結果は,すべての混合比で大部分の金属の固定を示した。最適比は40%廃棄物添加のCEM1-LGMgO1:4で得られ,これではWAC限界を超える金属浸出はなく,従って埋立処分用と考えることができた。単体浸出試験結果は,LGMgOがS/SとZnに関して満足できる性能を有し,廃棄物中に最高濃度で存在する金属成分は極わずかしか浸出を示さず,調べたすべての混合比で浸出試験要求に合格することを示した。しかし,Pb,CdとCrに関するその性能は,これらの浸出の低減への有効性が低く,これら浸出条件下での高い累積率を示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *産業廃棄物 ,  *地中処分 ,  埋立 ,  *アーク炉 ,  鉄鋼業 ,  *酸化マグネシウム ,  凝固 ,  安定化 ,  時間 ,  ポルトランドセメント ,  英国 ,  受入検査 ,  混合比 ,  圧縮強さ ,  能力 ,  試験 ,  重金属 ,  重金属汚染 ,  亜鉛 ,  鉛 ,  カドミウム ,  クロム ,  浸出 ,  塵埃
準シソーラス用語： 一軸圧縮強度 ,  固体化処理 ,  硬化時間 ,  酸中和能 ,  浸出試験 ,  製鋼ダスト

分類 (3件)： 廃棄物処理  (WA01085U) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： MgO ,  電気アーク炉 ,  廃棄物 ,  固体化 ,  安定化