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J-GLOBAL ID:201202267542448222   整理番号:12A0444151

立体PIVで測定した高気流療法を用いた鼻腔中の非定常流れ

Unsteady flow in the nasal cavity with high flow therapy measured by stereoscopic PIV
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 569-579  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0884A  ISSN: 0723-4864  CODEN: EXFLDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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鼻腔高流量(NHF)カニューレは,定常流範囲5から50l/minの範囲で,患者に加温加湿空気を輸送するために使用される。本研究においてはNHFを用いた自然呼吸の間の鼻腔中の流速は完全な呼吸サイクルにわたり,時間分解立体粒子画像速度計(SPIV)を用いて,インビトロにマッピングされた。CTスキャンデータとラピッドプロトタイピングを用いて,完全な人体鼻腔の解剖学的に正確なシリコーン樹脂モデルが作成された。生理学的な呼吸波形が,ReynoldsとWomersley数のマッチングとボールネジとステッパモータで駆動されるピストンポンプを用いてインビトロに再現された。NHFを用いた鼻腔の中の流れのパターンは自然呼吸と著しく異なることがわかった。自然呼吸の間のピークの吐気および吸気において,咽頭弁中でそれぞれ2.4および3.3m/sの速度が起こった;しかしながら,鼻咽頭中で吐気において最高速度3.8m/sが発生した。カニューレ流量30l/minにおいて,ピークの吐気および吸気におけるそれぞれ最高速度13.6および16.5m/sが,共に咽頭弁中のカニューレ噴流に位置した。鼻呼吸の間に準定常流の仮定が鼻腔中で成り立たないことを示唆する結果が提示された:しかしながらそれはNHF中では成り立った。カニューレの流れは鼻咽頭の死水域を連続的にフラッシュすることがわかった,そのことは二酸化炭素除去を強化し酸素含有率を増加する可能性がある。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生体計測 

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