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J-GLOBAL ID:201202267556199993   整理番号:12A1050877

塑性結晶モデルに基づく分子動力学シミュレーションによって実証されるCu-Zr二元バルク金属ガラスの臨界パーコレーションしたクラスタ充填構造

Critically-Percolated, Cluster-Packed Structure in Cu-Zr Binary Bulk Metallic Glass Demonstrated by Molecular Dynamics Simulations Based on Plastic Crystal Model
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1113-1118 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Cu0.618Zr0.382二元バルク金属ガラス(BMG)について,塑性結晶モデル(PCM)に基づく分子動力学(MD)シミュレーションを行った。BMGがゆがんだ仮説のみならずランダムに回転したクラスタで構成されているという仮定の下に,MD-PCMでCu0.618Zr0.382BMGの局部原子配列を実証した。試みに創成したZrリッチZr0.73Cu0.27合金から2段階でコンピュータによってCuリッチのCu0.618Zr0.382合金を創成した。最初の段階は従来のMDシミュレーションによって液体から急冷したZr0.73Cu0.27合金を含み,第2の段階ではランダムに回転した20面体および4面体クラスタをそれぞれ有するZr0.73Cu0.27合金中のZrとCu原子を置換し引き続いて構造緩和を行なう。臨界パーコレーションしたクラスタ充填構造として非結晶状態で,このようにしてMD-PCMで創成したCu0.618Zr0.382合金を形成させた。全対分布および干渉関数による解析によって,計算結果が急冷したままの状態の実験データを再現する傾向にあることが明らかになった。結果は,Cu0.618Zr0.382BMGのガラス形成能力が1)ネットワークを形成する,臨界浸透してひずんだ4面体クラスタおよび2)化学成分および密なランダム原子配列に関して巨視的均一性を保つ局部原子配列にとっての原子的レベルの不均一性によるものであることを説明している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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非晶質金属の構造 

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