文献

J-GLOBAL ID：201202267761403323   整理番号：12A1143192

鶏の脾臓リンパ球のカルシウムホメオスタシスに対するゼアラレノンのin vitro効果

Effects of zearalenone on calcium homeostasis of splenic lymphocytes of chickens in vitro

著者 (8件)： WANG Y.C. (Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, CHN) ,  DENG J.L. (Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, CHN) ,  XU S.W. (Northeast Agricultural Univ., Harbin, CHN) ,  PENG X. (Sichuan Key Lab. Animal Disease and Human Health, Sichuan, CHN) ,  ZUO Z.C. (Sichuan Key Lab. Environmental Hazards Disease, Sichuan, CHN) ,  CUI H.M. (Sichuan Key Lab. Animal Disease and Human Health, Sichuan, CHN) ,  WANG Y. (Sichuan Key Lab. Environmental Hazards Disease, Sichuan, CHN) ,  REN Z.H. (Sichuan Key Lab. Environmental Hazards Disease, Sichuan, CHN)
資料名： Poultry Science  (Poultry Science)
巻： 91  号： 8  ページ： 1956-1963  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： B0579A  ISSN： 0032-5791  CODEN： POSCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エストロゲン性マイコトキシンであるゼアラレノン(ZEA)誘導家禽におけるカルシウムホメオスタシスの役割を調べ,その細胞毒性機構を明らかにするために,鶏から分離した脾臓リンパ球にZEA(0~25μg/mL)を48時間曝露した。細胞内カルシウム濃度([Ca2+]i),pH,カルモジュリン(CaM)mRNAレベル,およびNa+/K+-ATPアーゼ活性とCa2+-ATPアーゼ活性を蛍光染料Fluo-3/AMなどにより検出した。ZEA曝露濃度の増加とともに,[Ca2+]iとCaM mRNAレベルはしだいに増加し,一方,細胞内pH,脱離液のCaM濃度,および細胞内Na+/K+-ATPアーゼとCa2+-ATPアーゼ活性はしだいに減少した。これらの結果によりZEAの細胞毒性がカルシウムホメオスタシスの不均衡とリンパ球の細胞内酸性化により引き起こされることを示した。

シソーラス用語： *ニワトリ ,  *ホメオスタシス ,  *マイコトキシン ,  細胞毒性 ,  脾臓 ,  リンパ球 ,  カルモジュリン ,  ATPアーゼ ,  ケトン ,  大環状化合物 ,  ラクトン ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *カルシウムホメオスタシス ,  細胞内カルシウム濃度

分類 (3件)： 鶏  (FD03020F) ,  動物の中毒  (FE02050I) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

物質索引 (1件)： ゼアラレノン

タイトルに関連する用語 (5件)： 鶏 ,  脾臓 ,  リンパ球 ,  カルシウムホメオスタシス ,  ゼアラレノン