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J-GLOBAL ID:201202267786933998   整理番号:12A0838816

リソース-防御一雄多雌有蹄類における繁殖行動の間接測定:雄グアナコによる縄張り防御

Indirect measures of reproductive effort in a resource-defense polygynous ungulate: territorial defense by male guanacos
著者 (1件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 83-91  発行年: 2012年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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繁殖行動と,生存を高める活動のトレードオフはハーレム防御有蹄類において広範囲に研究されてきた。しかしリソース防御系内では,雄の生殖行動における変化の生態学的な決定因子はほとんど理解されていない。本研究の目的は,雄有蹄類による縄張り防御に割かれる行動の程度,ならびにこれが捕食リスクにどのように影響されるかを評価することであった。異なる活動に対する時間配分および攻撃行動のディスプレーを,捕食リスクが対照的なレベルの2個体群内の縄張りのある雄,および独身の雄グアナコで比較した。縄張りのある雄は採餌時間を犠牲にして警戒と移動に対して独身雄よりも多くの時間を割いた。観察に基づいたところ,独身雄と比較し,縄張りのある雄では攻撃的相互作用はより頻繁であり,激しかった。これらの差は繁殖期間中でより大きかったが,この期間後も有意差を示したことから,生殖活動のピークを越えた縄張り防御に対する遷延した行動が明らかとなる。同じ個体群の雌に対す過去の観察と対照的に,雄の時間配分に対する捕食リスクレベルおよび群サイズの影響は示されなかったことから,研究を実施した生態学的条件下では,捕食リスクレベルよりも雄個体の行動に対して性内競争がより強い影響を及ぼすことが示唆される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個生態学 
引用文献 (34件):
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