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J-GLOBAL ID:201202267812633043   整理番号:12A0215386

バイオマス利活用の現状と展望 持続可能な社会の実現とバイオマス利用~適切で効果的なバイオマス促進策とは~

著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 25-28  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: S0991A  ISSN: 0285-5380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では持続可能なバイオマス,日本のバイオマス持続可能性,林業振興とバイオマス利用,バイオマス利用の進め方を述べた。生態系機能を維持し人間が使うバイオマス量は限られ,人々が食物や木材の量を分け合い,利用に不向きなものをエネルギー利用に充てる取組が持続可能なバイオマス利用に必要である。バイオマス持続可能性には経済的,環境的,社会的側面があるが,日本では最大問題は経済的側面である。従来のバイオマス政策の約9割は効果が出ず,採算が取れず,バイオマスエネルギー利用は食用/木材用の副産物,廃棄物の有効利用法とするのが良い。日本で利用可能なバイオマスの半分以上は森林由来である。数年前に余っていた建設廃材,製材廃材は原油価格高騰で製紙/セメント産業で使い尽くされている。「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(FLT)で,単純にバイオマス発電が成立つ価格で林地残材を買取ると,柱や紙用木材が直に発電所に運ばれかねない。震災で脱原発,自然エネルギー,分散型エネルギーの重要性が再認識されたが,日本の自然エネルギー社会を実現させ,海外に広げるステップになることを目指すべきである。
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分類 (2件):
分類
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  環境問題 
引用文献 (4件):
  • (1)総務省バイオマスの利活用に関する政策評価〈評価結果及び勧告〉http://www.soumu.go.jp/menu_ news/s-news/39714.html
  • (2)つながり・ぬくもりプロジェクトHPhttp://tsunagari-nukumori.jp/
  • (3)詳細は、NPO法人『バイオマス本当の話』吉里吉里国HP
  • (4)詳細は、2012年2月に築地書館から出版される拙著『バイオマス本当の話」を参照いただければ幸いであるhttp://kirikirikoku.main.jp/rivivalfirewood.html

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