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J-GLOBAL ID:201202267864942176   整理番号:12A1530079

ダッタンソバの製粉画分のフェノール類と酸化防止活性の比較

Comparison of milling fractions of tartary buckwheat for their phenolics and antioxidant properties
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 53-59  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ダッタンソバの殻,粗ふすま,微ふすまおよび軽量粉についてその遊離および結合フェノール類,フラボノイド,フェノール酸組成および酸化防止活性を調べた。結果,遊離フェノール類濃度は各試料について結合フェノール類よりかなり高く,4種の試料はそのフェノール類とフラボノイド濃度,フェノール酸組成および酸化防止活性に関して有意に異なっていた。微ふすまは最大の遊離フェノール酸およびフラボノイド濃度,全同定フェノール酸の濃度,ABTS+除去活性および全還元力を持っていた。殻は最大の結合フェノール類およびフラボノイド濃度,全同定フェノール酸の濃度,DPPH除去活性および全還元力を持っていた。結果は,フェノール類の酸化防止活性とアベイラビリティに対する収穫後処理の能力を示していた。ルチン,p-ヒドロキシ安息香酸,プロトカテク酸,カフェー酸,クロロゲン酸,没食子酸,フェルラ酸,p-クマル酸,シリンガ酸およびバニリン酸は全画分で検出された。微ふすまは最大のルチン濃度を呈し,重量基準で7.43%に達した。更にプロトカテク酸は殻の主フェノール酸であり,一方p-ヒドロキシ安息香酸はふすまおよび軽量粉の主フェノール酸であった。ルチンとp-ヒドロキシ安息香酸は酸化防止活性と有意な陽相関を示し,これらがダッタンソバの酸化防止剤のマーカーとして使用可能な事を示唆していた。収穫後処理によりダッタンソバ原料食品から酸化防止剤の放出が改善された。フェノール類を多く含むダッタンソバの殻およびふすまは健康利益性の高い優れた穀類加工原料であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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穀類とその製品一般 
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