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J-GLOBAL ID:201202267865241457   整理番号:12A0524764

ライフサイクル思考に基づく環境製品情報のフィージビリティとスイス向けの勧告

Feasibility of environmental product information based on life cycle thinking and recommendations for Switzerland
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  ページ: 187-197  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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最近,消費財のカーボンフットプリントの明確化,あるいは他のライフサイクル基準の環境情報の提供を目的にしたいくつかの取り組みが開始された。環境製品情報(EPI)の提供は,情報に基づく購入の意思決定に役立つ。製品に関する環境情報の長所と短所,機会と限界をフィージビリティ研究を通して詳細に検討した。本稿は,消費者の意思決定に役立つ有意義な情報の提供に係る主な課題を論じた。まず,第一段階として,製品に関する環境情報の様々な計算手法をライフサイクル思考に基づいて評価した。その結果,カーボンフットプリントだけでは不十分であり,ライフサイクルアセスメント(LCA)の利用が望ましいことが分った。この手法で解決される意思決定のレベルを考察する必要がある。本稿ではどんなタイプの意思決定にこの手法が助けになるかを述べた。より高いレベルの意思決定から始める方が良い。このようにして,消費者は様々な購買意思決定の関連性を弁え,環境インパクトを比較できる。その後で,このアプローチは精練され,製品群のなかの個々の製品について分析を行なうこともできる。製品の使用段階とその終末期段階についての考察は,EPIの中で定義されるべき特別な問題である。これらの段階は,製品のタイプにもよるが,非常に重要となるかもしれない。しかし,使用段階は,全く異質な製品及び消費者挙動の故に,しばしば,大きなばらつきを示す。さらに,製品の利用と最終処分は製造者には部分的にしか影響されない。EPIのなかに完全なライフサイクルをシステム的に含めるのは容易ではないと考えられる。したがって,我々は,環境情報は製品が店舗に持ち込まれるときに示されるよう(ゆりかごから店舗までのライフサイクル)勧める。かくて,環境LCAのシステム境界は購入製品価格のシステム境界と一致する。完全なライフサイクルのインパクトは追加的に,かつ個別に示すこともできよう。そのためには,環境インパクトを機能単位で示す必要がある。スイスにおける環境インパクトの評価には,スイス環境希少性手法(Ecological Scarcity Method)の使用を勧める。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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環境問題  ,  市場調査,広告  ,  食品一般 

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