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J-GLOBAL ID：201202267885744102   整理番号：12A0238977

超富栄養化池のバイオマニピュレーション:何時これを操作し何故失敗するか

Biomanipulation of hypereutrophic ponds: when it works and why it fails

著者 (4件)： PERETYATKO Anatoly (Vrije Universiteit Brussel, Plant Sci. and Nature Management, Dep. of Biology, Pleinlaan 2, 1050, Brussels, BEL) ,  TEISSIER Samuel (Vrije Universiteit Brussel, Plant Sci. and Nature Management, Dep. of Biology, Pleinlaan 2, 1050, Brussels, BEL) ,  BACKER Sylvia (Vrije Universiteit Brussel, Plant Sci. and Nature Management, Dep. of Biology, Pleinlaan 2, 1050, Brussels, BEL) ,  TRIEST Ludwig (Vrije Universiteit Brussel, Plant Sci. and Nature Management, Dep. of Biology, Pleinlaan 2, 1050, Brussels, BEL)
資料名： Environmental Monitoring and Assessment  (Environmental Monitoring and Assessment)
巻： 184  号： 3  ページ： 1517-1531  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0789B  ISSN： 0167-6369  CODEN： EMASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物プランクトン,動物プランクトン,水中植生と主な栄養塩類を,2005年から2008年の間に(ベルギー)ブリュッセル首都圏の48の富栄養化池で観測した。9つの池は,その生態学的質を改善し,有害なシアノバクテリアブルームを防止するために,バイオマニピュレーションを行った。多くの数の池の4年間の研究は,植物プランクトン成長に最も強く影響する因子を特定できた。バイオマニピュレーションした池の継続的モニタリングは,試験したバイオマニピュレーションでもたらされた重要な変化と共に,バイオマニピュレーションの成功と失敗の主な理由を明らかにできた。調べた池の植物プランクトンを制御する主な因子は,大型枝角類による草食と水中植生による植物プランクトン成長阻害であることを明らかにした。バイオマニピュレーションは,一般には植物プランクトンバイオマスと,特にはブルーム形成シアノバクテリアのバイオマスの著しい低下をもたらし,大型枝角類密度とサイズの大きな増加と関係していた。9つの池の内の6つのバイオマニピュレーションは水中植生の復元をもたらした。バイオマニピュレーション池で回復した清水の状態の保全は,魚の再コロニー形成と栄養塩レベルに強く依存した。魚が存在しない場合,清水状態は水中植生又は大型動物プランクトン放牧単独で保持できた。魚の再コロニー形成の事例では,大きな水中植生の回復は,高栄養塩レベルの池以外は魚の影響をかなりの程度まで緩和できた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 湖沼汚濁 ,  *富栄養化 ,  *池 ,  *バイオレメディエーション ,  藍藻類 ,  植物プランクトン ,  動物プランクトン ,  水生植物 ,  植生 ,  栄養塩類 ,  ベルギー王国 ,  枝角類 ,  成長阻害 ,  魚類 ,  魚群
準シソーラス用語： *バイオマニピュレーション ,  ブリュッセル ,  植物プランクトンブルーム

分類 (2件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 富栄養化 ,  バイオマニピュレーション ,  失敗