文献
J-GLOBAL ID:201202267951310232   整理番号:12A1094936

2つのアルミニウム活性化リンゴ酸輸送体様遺伝子の一つにおけるMa座での自然突然変異誘導トランケーションはリンゴの果実酸性度と関連する

A natural mutation-led truncation in one of the two aluminum-activated malate transporter-like genes at the Ma locus is associated with low fruit acidity in apple
著者 (6件):
資料名:
巻: 287  号:ページ: 663-678  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸性度レベルは果実の味および香り,ひいてはその市場価値に大きく影響する。成熟リンゴ果実でリンゴ酸は主な有機酸である。いくつかの研究は,主要量的形質遺伝子座Maが果実酸性度レベルの変動をコントロールすることを証明している。Ma座は最近Golden Deliciousゲノムの染色体16上に44の予測遺伝子を含む150kb領域に定義されている。この研究で著者らは,Ma座をハプロタイプに応じて12-19の予測遺伝子を含む65-82kbに絞り込むことによって,Maの強力な候補としてMa1およびMa2で示した2つのアルミニウム活性化リンゴ酸輸送体様遺伝子を同定した。Maハプロタイプは,Ma座で2つの異なるハプロタイプをカバーするG.41(遺伝子型Mamanのリンゴ台木の一つ)の2つの細菌人工染色体クローンをシークエンスすることによって決定した。18のリンゴ生殖質系統種の遺伝子発現プロファイリングは,Ma1がMa2よりもはるかに高いレベルで発現され,Ma1発現が果実滴定酸度と有意に相関する(R2=0.4543,P=0.0021)ことから,Ma1が果実酸性度をコントロールするMa座での主要決定因子であることを示唆した。Ma1とMa2の低酸性度アレルのコーディング配列で,Golden DeliciousとG.4.1間のアミノ酸レベルでの配列変異は検出されなかった。しかし,高酸性度のアレルは2つの遺伝子型でかなり異なっていた。Ma1,Ma2,Ma1-1455Aの低酸性度アレルは主にオープンリーディングフレームの塩基1455での変異によって特徴づけられた。その変異は,Ma1-1455Aと比べてMa1-1455AのC端の84のアミノ酸を切り詰める未成熟終止コドンにつながった。Ma1のSNP1455を標的とするマーカーCAPS1455を用いた29のリンゴ生殖質系統種のサーベイは,CAPS1455アレルが高pHおよび低滴定酸度と完全に相関することを示したことから,自然変異誘導トランケーションがリンゴの低pHあるいは高酸性度のためのMaの機能消滅の最もありそうな原因であることが示唆された。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  植物の生化学 

前のページに戻る