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J-GLOBAL ID：201202268007568592   整理番号：12A0138737

ササラダニ類(Acari,Oribatida)における重金属感度と生物濃縮:草地生態系における勾配研究

Heavy metal sensitivity and bioconcentration in oribatid mites (Acari, Oribatida) Gradient study in meadow ecosystems

著者 (2件)： SKUBALA Piotr ,  ZALESKI Tomasz
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 414  ページ： 364-372  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究で筆者等は,ササラダニ種の重金属汚染に対する異なる反応を特定し,勾配に沿って採取されたササラダニ種中のカドミウム,亜鉛,銅の濃度を測定することを目的とした。ササラダニ類は,2年間にわたり,南部ポーランドOlkusz地区の亜鉛精錬所から様々な距離に位置する5か所の草地で採取した。ササラダニは,極限金属濃度に耐えることを示し,比較的豊富で多様な群集を構成した。ササラダニの最高の存在量と種の豊かさは,重金属が中程度の濃度の土壌で記録された。重金属汚染へのササラダニ種の四つの異なる応答が認められた。重金属(Zn,Pb,Cd,Ni),および様々な物理的(密度,圃場容水量,全空隙率),化学的(K_av,P_avを,N,C,pH)要素は,ササラダニ種の分布に影響を及ぼす構造力として認められた。原子吸収分光による分析は,種間での金属含有量の大きな違いを明らかにした。いずれの種とも,重金属の蓄積者ないし非蓄積者として分類できず,パターンは金属に依存する。有毒金属(調節された)と必須元素(蓄積された)の生物濃縮プロセスは,一般に,調査したササラダニ5種で様々であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダニ類 ,  *重金属汚染 ,  *耐性 ,  *生物濃縮 ,  亜鉛 ,  銅 ,  カドミウム ,  ポーランド共和国 ,  草原
準シソーラス用語： *ササラダニ ,  Acari ,  Oribatida ,  *重金属耐性 ,  草地

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (9件)： ササラダニ ,  Acari ,  重金属 ,  感度 ,  生物濃縮 ,  草地 ,  生態系 ,  勾配 ,  研究