文献

J-GLOBAL ID：201202268014600590   整理番号：12A1252700

資源循環型緑化工法を用いた自然侵入促進工の植生モニタリング

著者 (3件)： 山田守 (SPTEC・YAMADA) ,  上野勝也 (長崎県植物誘導研究会) ,  植松信行 (長崎県植物誘導研究会)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 38  号： 1  ページ： 180-183  発行年： 2012年08月31日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長崎県大村市および東彼杵町に建設中の広域農道の切土法面緑化は,種子や苗を導入しない自然侵入促進工が適用されている。また,自然侵入促進工の具体的な適用工法として,現地伐採木の生チップを利用した資源循環型緑化工法が実施されている。この資源循環型緑化工法を用いて自然侵入促進工を実施した21法面を対象に,2009年から2011年にかけて植生モニタリングを実施した。調査法面によって,植被率,出現種,優占種が異なるなど自然侵入促進工の施工後初期の生育データを得ることが出来た。これらの結果から初期生育の傾向および今後の課題について言及する。(著者抄録)

シソーラス用語： 長崎県 ,  切取斜面 ,  *緑化 ,  被覆率 ,  *建設工法 ,  循環 ,  *資源再生 ,  *促進 ,  *自然環境 ,  吹付 ,  自然保護
準シソーラス用語： 広域農道 ,  資源循環 ,  資源循環型緑化工法 ,  自然侵入促進工 ,  植生モニタリング ,  植生管理 ,  植被率 ,  吹付緑化工法 ,  生育状況 ,  法面緑化 ,  緑化試験

分類 (2件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (3件)：

• 1) 亀山章 (1978) 高速道路のり面の植生遷移におけるクズ群落,日本緑化工研究会,緑化工技術,5(2): 36-42.
• 2) 日本道路協会 (1999) 道路土工のり面工・斜面安定工指針,470pp.
• 3) 山田守・原田信・岡本憲治 (2007) 山口県瀬戸内地域の切土のり面における植生誘導工の実施事例,日本緑化工学会誌,33(1):199-202.

タイトルに関連する用語 (5件)： 資源循環 ,  緑化工 ,  侵入 ,  促進 ,  植生モニタリング