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J-GLOBAL ID：201202268154833412   整理番号：12A0544390

meso-Tetrakis(4-スルホナトフェニル)ポルフィリンによるキトサン-メチルセルロース合成フィルムの修飾

Modification of Chitosan-Methylcellulose Composite Films with meso-Tetrakis(4-sulfonatophenyl)porphyrin

著者 (5件)： SYNYTSYA Alla (Inst. of Chemical Technol. in Prague, Prague, CZE) ,  GRAFOVA Michaela (Inst. of Chemical Technol. in Prague, Prague, CZE) ,  SLEPICKA Petr (Inst. of Chemical Technol. in Prague, Prague, CZE) ,  GEDEON Ondrej (Inst. of Chemical Technol. in Prague, Prague, CZE) ,  SYNYTSYA Andriy (Inst. of Chemical Technol. in Prague, Prague, CZE)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 13  号： 2  ページ： 489-498  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キトサン,メチルセルロースおよび,これらの多糖の種々な割合の混合物を含む多糖フィルムを調製し,pH7.0の水溶液中でmeso-Tetrakis(4-スルホナトフェニル)ポルフィリン(TTPS4)により化学修飾した。種々の条件における修飾フィルムを各種の分光学的方法および顕微鏡画像(SEMおよびAFM)で比較した。その結果,ポルフィリン環状化合物はキトサンに対して強い親和性を持つが,メチルセルロースとの相互作用は示さなかった。全ポルフィリン吸収はキトサン:メチルセルロース比に依存し,メチルセルロースのみから調製したフィルムはポルフィリン環状化合物を保持することは出来なかった。ポルフィリン環状化合物はフィルム表面とフィルム層内部に構造的変化をもたらすことが顕微鏡画像により確認した。ポルフィリン環状化合物の光力学的効果が創傷包帯材料の治癒効果を強める可能性があり,本研究の成果の利用が期待される。

シソーラス用語： キトサン ,  メチルセルロース ,  *複合フィルム ,  *化学修飾 ,  包帯 ,  親和性 ,  *膜構造 ,  光化学療法 ,  医用高分子 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  円偏光二色性 ,  FTIR分光法 ,  Ramanスペクトル ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： 包帯剤 ,  光力学療法 ,  医療用高分子 ,  電子円偏光二色性

分類 (2件)： 薄膜一般  (BK14010X) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： ポルフィリン ,  meso-テトラ(4-スルホナトフェニル)ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポルフィリン ,  キトサン ,  メチルセルロース ,  フィルム ,  修飾