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J-GLOBAL ID:201202268166679192   整理番号:12A0716647

リオデジャネイロ市での呼吸器疾患罹患率への大気汚染の短期的な影響--第二部: 健康アセスメント

Short-term effects of air pollution on respiratory morbidity at Rio de Janeiro - Part II: Health assessment
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  ページ: 1-5  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大気汚染の健康への影響は世界中で研究されてきた。大気汚染が酸化ストレスおよび炎症の引き金となるならば,高濃度の大気汚染物質によって入院患者数がより多くなることは,一応妥当である。この研究は,ブラジルのリオデジャネイロ市における呼吸器疾患のための緊急入院への大気汚染の影響を評価することを目的とした。この研究は,次の二つの部分,とくに大気汚染評価を扱った第一部と健康アセスメントを扱った第二部に分けた。したがってこの第二部は,リオデジャネイロ市で観測されたPM10,SO2およびCOの濃度と中央病院での呼吸器疾患による緊急入院件数との関係を推定することを目的とした。汚染物質濃度はリオデジャネイロ市の異なる2地点で測定したが,過剰相対リスクは,2000年9月~2005年12月に,おおむねより頻繁に許容限界値を超えた1地点で観測された濃度をもとに計算した。独立変数として3分類に分けた入院件数(1歳までの子供,1~5歳の子供および65歳以上の高齢者),従属変数として汚染物質の濃度,そして交絡因子として温度,相対湿度,長期的傾向,および季節性を用いて,時系列分析を行った。一部の従属変数について補整付きの一般化加法モデルを用いて,データを分析した。それらの結果は,呼吸器疾患のための入院の過剰リスクが,5歳未満の子供についてはPM10濃度の10μg/m3の上昇あたり2%より高いこと,65歳より上の高齢者についてはSO2の10μg/m3の上昇あたり2%高いこと,そして1歳未満の子供と高齢者についてCOの10μg/m3の上昇あたり約0.1%高いことを示していた。この研究で得られた結果と一致する関係が,ほかの研究で見い出されてきた。この研究は,2000~2005年にリオデジャネイロ市で経験された大気汚染物質の環境濃度が子供と高齢者の呼吸器疾患のための入院件数に関係していることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
健康被害  ,  人間に対する影響  ,  呼吸器の医学一般 

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