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J-GLOBAL ID:201202268189805373   整理番号:12A0702390

ヨーロッパトウヒ防風林の間伐後の成長

Changes in the stand structure and growth of shelterbelt of Norway spruce (Picea abies Karst.) after thinning
著者 (2件):
資料名:
号: 49  ページ: 89-96  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: G0111A  ISSN: 0910-3945  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道中央部に位置する林齢25年生ヨーロッパトウヒ防風林に本数伐採率が1/3で,材積間伐率が異なる3種の間伐を実施し,林齢38年生までの13年間の直径,樹高,枝下高,林分材積の変化を継続調査した。材積間伐率で約40%の強度間伐を実施した処理区では直径成長量が最も高かった。また,下層木を中心に伐採した材積間伐率約20%の弱度間伐区では,無間伐区の直径成長量との間に差がみられなかった。間伐後13年間の材積の粗成長量は無間伐区の24m3/ha/年から間伐区の17m3/ha/年であった。一方,純成長量は無間伐区で17m3/ha/年,強度間伐区で16m3/ha/年,弱度間伐区で13~15m3/ha/年であった。無間伐区および弱度間伐区では自然枯損や風倒により材積率で26~29%枯損したが,強度間伐区では11%であった。強度間伐区では弱度間伐区や無間伐区よりも枝の枯れ上がりが抑制され,樹冠長も大きくなった。耐風性を高め林分を健全に維持するためには,強度の間伐を実施するか,早期に繰り返し間伐を実施する必要がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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伐木,造材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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