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J-GLOBAL ID:201202268204255300   整理番号:12A0536094

共生細菌の極限的ゲノム削減

Extreme genome reduction in symbiotic bacteria
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 13-26  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1394A  ISSN: 1740-1526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2006年以来,いくつかの細菌や古細菌の最小ゲノムの下限は500kbであったが,近年さらに単鎖細菌ゲノムが明らかになり,これらはすべて昆虫細胞内寄生性菌であった。これらは異なる系統の共生細菌で,ゲノムサイズは139~250kbである。これら細菌では極限的なGC含量と急速な蛋白質の進化と異常で変質した細胞形態を有する。ゲノムサイズが小さいにもかかわらずこれらの細菌は昆虫が必要とする栄養を合成するための酵素セットを保持している。これら菌は培養不能であるが,一部の例外を除いてDNA複製や転写/翻訳のためのコア遺伝子を保有している。現在のところ宿主蛋白質が共生体の細胞質に輸送されるという証拠は無く,また祖先共生体の遺伝子が宿主に運ばれたという証拠も無い。大腸菌,枯草菌,リケッチア,マイコバクテリアなどのゲノム構造と系統関係を提示し,必須遺伝子の性質と,細胞オルガネラやゲノム進化の限界に関する識見につき述べた。
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分類 (2件):
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進化論一般  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (3件):
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