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J-GLOBAL ID:201202268276624423   整理番号:12A1610283

二酸化炭素還元に導くルテニウムNADモデル錯体の有機ヒドリド移動反応(NAD=ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)

An Organic Hydride Transfer Reaction of a Ruthenium NAD Model Complex Leading to Carbon Dioxide Reduction
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号: 39  ページ: 9792-9795  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新しい型のニコチンアミドアデニンヌクレオチドカチオン(NAD+)モデル配位子を含む新規ルテニウム錯体,[Ru(bpy)2(pbn)](PF6)2(1; bpy=2,2′-ビピリジン, pbn=2-(ピリジン-2-イル)ベンゾ[b][1,5]ナフチリジン),を二電子還元することにより対応するNADH型錯体[Ru(bpy)2(pbnHH)](PF6)2(1-HH; pbnHH=2-(ピリジン-2-イル)-5,10-ジヒドロベンゾ[b][1,5]ナフチリジン)を得た。このNADHモデル錯体,1-HH,が有機ヒドリドからCO2へのヒドリド移動反応(HCO2-生成)を効率的に媒介することを見いだした。有機ヒドリド移動反応は安息香酸アニオン(PhCOO-)添加によってトリガーされ,すみやかに1とPhCOO-の塩基付加体を生成した。この塩基付加体は1より還元能が強く,CO2と付加体を生成し,すみやかにHCO2-とPhCOOHを生成して1に戻ることが分かった。トリエタノールアミンを犠牲試薬とする1から1-HHへの光誘起還元を含む光触媒サイクルについても検討した。
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分類 (4件):
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光化学反応  ,  均一系触媒反応  ,  酵素の応用関連  ,  白金族元素の錯体 
物質索引 (5件):
物質索引
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