文献
J-GLOBAL ID:201202268318219800   整理番号:12A0145665

バイオディーゼル及びバイオマス原料としての微細藻類: その生化学,エネルギー特性及び経済性

Microalgae as biodiesel & biomass feedstocks: Review & analysis of the biochemistry, energetics & economics
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 554-590  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W2306A  ISSN: 1754-5692  CODEN: EESNBY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在のバイオ燃料の精査につづき,次世代のバイオ燃料生産の原料としての藻類を真剣に考察した。その高い増殖力並びに脂質収率の高さが微細藻類を魅力的な選択肢としている。本展望では大規模な脂質及び総藻類バイオマス生産の多くの局面を生化学及びエネルギー的視点から解析した。総太陽エネルギーの光合成一次産物への最大転換効率が10%程度であることを示した。バイオマスの生化学的組成が更にこの収率を条件付ける:一次産物の30%と50%が細胞タンパク質と脂質の生産に失われる。得られる収率は理論値の1/3から1/10である。獲得した光子からの浪費エネルギーが主要な損失項であり,藻類生産の最大の課題である。フィールド調査文献から得た日照データと速度論的パラメータを用いて,藻類バイオマス生産と緯度及び脂質含量によるその変動についての簡単なモデルを作成した。藻類バイオマス生産の経済的解析では多数のシナリオと個々のパラメータの変化の影響を考察した。主な結論は,(i)バイオマスの生化学的組成が経済性に影響し,特に,脂質含量の増大がバイオマス中の他の貴重な化合物を減少させる;(ii)「バイオ燃料のみ」の選択肢は経済的に成り立ちそうもない:(iii)経済性を考えるとき,最大の問題はCO2供給コストと下流プロセスの不確実性である。喫緊の研究開発の必要性を考察して結論とした。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  植物の生化学 

前のページに戻る