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J-GLOBAL ID：201202268372961643   整理番号：12A0340714

レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)によるホウレンソウと米試料中の栄養元素及び農薬汚染の検出

Detection of Nutrient Elements and Contamination by Pesticides in Spinach and Rice Samples Using Laser-Induced Breakdown Spectroscopy (LIBS)

著者 (4件)： KIM Gibaek ,  KWAK Jihyun ,  CHOI Jeunghwan (Univ. Minnesota, Minnesota, USA) ,  PARK Kihong
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 3  ページ： 718-724  発行年： 2012年01月25日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)による栄養元素の迅速測定の可能性を検討した。Mg等の元素含量が既知のホウレンソウ葉部あるいは玄米の粉末を乳糖で希釈した標準試料を用い,各元素に最適な波長で検量線を求めた。ホウレンソウのMg,Ca,Na,及びKの検出限界は,29.63,102.65,36.36,及び44.46mg/kgで,米ではそれぞれ,7.54,1.76,4.19,及び6.70mg/kgであった。市場から購入したホウレンソウと玄米中の各元素量を,LIBS法と高周波誘導結合プラズマ発光分析法で測定した結果,両法の定量値は良く一致していた。ホウレンソウの標準試料に農薬パラチオンあるいはホセチルアルミニウムを10ppm添加し,LIBSスペクトルを部分最少二乗法判別分析(PLS-DA)で解析した。PLS-DAスコアプロットから農薬汚染の有無を判別することが可能であった。

シソーラス用語： *ホウレンソウ ,  *玄米 ,  レーザ分光法 ,  栄養素 ,  マグネシウム ,  カルシウム ,  ナトリウム ,  カリウム ,  検出限界 ,  汚染物質 ,  農薬汚染 ,  残留農薬 ,  *残留分析 ,  *元素分析 ,  *食品分析 ,  検出法 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  フェノール類 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： LIBS【分光分析】 ,  微量栄養素

分類 (3件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (2件)： パラチオン ,  ホセチルアルミニウム

タイトルに関連する用語 (8件)： レーザー誘起 ,  ブレークダウン ,  分光法 ,  LIBS ,  ホウレンソウ ,  米 ,  試料 ,  農薬汚染