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J-GLOBAL ID:201202268380655586   整理番号:12A0630758

オンラインゲル浸透クロマトグラフィー-ガスクロマトグラフィー/質量分析による農薬の多残留定量におけるマトリックス誘発効果の研究

Study of matrix-induced effects in multi-residue determination of pesticides by online gel permeation chromatography-gas chromatography/mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 963-977  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オンラインゲル浸透クロマトグラフィー-ガスクロマトグラフィー/質量分析(GPC-GC-MS)による農薬の多残留定量におけるマトリックス抑制及び増強効果について調べた。176種類の農薬のアセトン溶液(1mg/ml)を調製し,GPC移動相で50~1000ng/mlの標準農薬混合液を調製した。茶,ハクサイ並びにカフェイン(またはフタル酸エステル)添加ハクサイ及びQuEChERS法またはNH2-固相抽出カートリッジで精製したヒト母乳マトリックスを調製し,ポスト抽出添加法を使用してマトリックス誘発効果を評価した。Shodex CLNpak EV-200カラム(150×2mm,16μm)とシクロヘキサン-アセトン(7:3)移動相で溶出したGPC画分をPEEK管(700mm×0.064mm i.d.)で接続したGC-MS装置(オンカラム及び昇温蒸発モードの大量注入装置を備えたQP 2010 Plus)で分析した。保持ギャップは5m×0.53mm i.d.,保持プレカラムはDB-1701カラム(4m×0.25mm,0.25μm),分析カラムはDB-5msカラム(25m×0.25mm,0.25μm)を使用した。共溶出マトリックスによる抑制及び増強効果が認められ,効果はマトリックス濃度に依存した。オンカラム及び昇温蒸発モードの大量注入と組み合わせたオンラインGPC-GC-MSはマトリックス整合標準でキャリブレーションした農薬の多残留定量に利用できるが,共溶出マトリックスによる抑制効果が認められるときはクリーンアップ法の開発が必要と考えられる。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  クロマトグラフィー,電気泳動  ,  食品の汚染  ,  害虫に対する農薬 

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