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J-GLOBAL ID:201202268486249722   整理番号:12A0364773

新規のpCold-PDIベクターを使った大腸菌細胞質における抗Tn抗体MLS128単鎖Fvフラグメントの過剰生産

Overproduction of anti-Tn antibody MLS128 single-chain Fv fragment in Escherichia coli cytoplasm using a novel pCold-PDI vector
著者 (12件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 197-204  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌における組換蛋白質の過剰生産は正しい折畳みの失敗によりしばしば妨げられ,封入体に蓄積することになる。この問題を解決するため,低温発現及び/又は可溶性タグ及びシャペロンの融合を含めて,可溶性発現を目的とした様々な技法が開発されて来た。しかし,ジスルフィド結合含有蛋白質の細菌による発現に対する一般的なプロトコルは今までに確立されていない。単鎖Fvフラグメント(scFv)は大腸菌において可溶型で発現させるのが難しいジスルフィド結合含有蛋白質である。モデル系として,抗炭水化物MLS128抗体由来のscFvの大腸菌発現を詳細に調べた。3技法を組合わせた:1)チオレドキシン,DsbC及び蛋白質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)と結合したscFvの標識化,2)pColdベクター系を使用した低温における蛋白質発現,3)チオレドキシンレダクターゼ及びグルタチオンレダクターゼ遺伝子に変異のあるOrigami大腸菌株の利用。PDIを標識として使用した時にのみ,Origami株において可溶性MLS128-scFvの高発現レベルを観察した。組換蛋白質は合成炭水化物抗原に対し完全な結合活性を保持した。開発した「pCold-PDI」ベクターは,Origami株において,他のscFvやジスルフィド含有蛋白質の過剰生産の可能性を持っていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体一般  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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