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J-GLOBAL ID:201202268567927369   整理番号:12A0877364

ジピロンの触媒酸化におけるKSr2Ni0.75Nb4.25O15-δ固体でのペースト炭素修飾電極の電気化学的キャラクタリゼーション

Electrochemical characterization of the paste carbon modified electrode with KSr2Ni0.75Nb4.25O15-δ solid in catalytic oxidation of the dipyrone
著者 (7件):
資料名:
巻: 169  ページ: 267-273  発行年: 2012年07月05日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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正方晶タングステンブロンズ(TTB)-型構造のニッケルドープカリウムストロンチウムニオブ酸塩(KSr2Ni0.75Nb4.25O15-δ)で修飾された炭素ペースト電極(CPEM)の電気化学的挙動をジピロンに対する新しいセンサとして調べた。最適条件はpH6.0の0.5molL-1KCl溶液中において20%KSr2Ni0.75Nb4.25O15-δ,65%グラファイト及び15%鉱物油(質量)の電極組成で見出された。電極は広い電位領域(0.1-0.7Vvs.SCE)に亘り可逆電気化学挙動,高い伝導度,0.50molL-1KCl溶液中において安定度/耐久性電極を示した。見積もられた表面濃度は1.08×10-9molcm-2に等しいと見出された。ジピロンの酸化は非修飾炭素ペースト電極では+0.54Vvs.SCE,KSr2Ni0.75Nb4.25O15-δで修飾された炭素ペースト電極では+0.45Vvs.SCEで行われた。この結果は電極表面上のニッケルドープカリウムストロンチウムニオブ酸塩はジピロンの酸化を促進することを示した。反応は電気化学的にもたらされることができ,電極表面でニオブ(IV)がニオブ(IV)酸化物に最初に酸化される。ニオブ(IV)は溶液中のジピロンにより触媒還元を経てニオブ(III)となり,これは電気化学的に再酸化されてアノーディック電流の増進を生じる。ジピロンの酸化生成物の同定はセンサ応答機構の説明のために質量分光により行った。修飾電極におけるアンペロメトリック方法に対するアノードピーク電流(Ipa)対ジピロン濃度は3.5×10-5と3.1×10-4molL-1濃度領域で直線的で,検出限界は5.1×10-6molL-1ジピロンであった。より高い濃度(>3.1×10-4molL-1)においては直線性からのズレが起きる。この条件において電極触媒反応が起き,Michaelis-Mentenモデルと類似の機構を通して進行する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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