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J-GLOBAL ID：201202268638861410   整理番号：12A1572707

アルミン酸三カルシウム-無水セッコウ系の水和に及ぼすリグニンスルホン酸カルシウムの影響

Effect of calcium lignosulfonate on the hydration of the tricalcium aluminate-anhydrite system

著者 (5件)： WANG Xiaoping ,  PANG Yuxia ,  LOU Hongming ,  DENG Yonghong ,  QIU Xueqing
資料名： Cement and Concrete Research  (Cement and Concrete Research)
巻： 42  号： 11  ページ： 1549-1554  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： E0724A  ISSN： 0008-8846  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可塑剤および遅延剤として,リグニンスルホン酸カルシウム(CL)は無水セッコウを含むポルトランドセメントをしばしば急速凝結させる。この原因を調べるため,CL有無の飽和水酸化カルシウム溶液中におけるアルミン酸三カルシウム-無水セッコウ系の水和特性を,液相組成と水和生成物の生成の二つの観点から調べた。その結果,CLはエトリンガイトの生成を促進し,水和の初期段階で硫酸塩イオン濃度の顕著な減少を誘導することが分かった。エトリンガイト結晶のサイズはCLの存在で大きくなり,それは硫酸カルシウム飽和率の低下と関連すると考えられる。CL存在下での急速凝結は,水和初期のアルミン酸三カルシウムと無水セッコウの加速反応に起因すると考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポルトランドセメント ,  *水和 ,  水和反応 ,  水和物 ,  *アルミン酸カルシウム ,  *硬石膏 ,  リグニンスルホン酸 ,  カルシウム化合物 ,  凝結 ,  水酸化カルシウム ,  反応生成物 ,  相組成 ,  エトリンジャイト ,  硫酸イオン ,  硫酸カルシウム ,  飽和度 ,  経時変化 ,  熱重量分析 ,  示差熱分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折分析
準シソーラス用語： 無水石膏 ,  リグニンスルホン酸塩 ,  硫酸塩イオン ,  走査電子顕微鏡法

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミン酸三カルシウム ,  無水セッコウ ,  水和 ,  リグニンスルホン酸 ,  カルシウム