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J-GLOBAL ID:201202268725111339   整理番号:12A0931401

HeLa細胞膜Nグリコームのエピジェネティック修飾

Epigenetic modulation of the HeLa cell membrane N-glycome
著者 (5件):
資料名:
巻: 1820  号:ページ: 1412-1419  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エピジェネティック変化は腫瘍形成時の全主要事象において重要な役割を果し,グリカン構造の変化は全ての癌の特徴である。膜受容体の適切なNグリコシル化は細胞-細胞及び細胞-環境のコミュニケーションに重要である。HeLa細胞膜Nグリコームに及ぼすエピジェネティック阻害剤の効果を解析し,エピジェネティック情報修飾がNグリカン発現に及ぼす影響を調べた。HeLa細胞をDNAメチル化阻害剤(ゼブラリン及び5-アザ-2-デオキシシチジン)及びヒストン脱アセチル阻害剤(トリコスタチンA及びNa酪酸)で処理した。HeLa細胞膜Nグリコームに及ぼす効果を親水性相互作用高速液体クロマト(HILIC)で解析した。4個のエピジェネティック阻害剤はHeLa細胞膜N-グリカンの発現変化を誘導し,全Nグリコームにおける各グリカンの増加又は減少により変化した。DNAメチル化阻害剤よりヒストン脱アセチル阻害剤による変化の方が小さく,遺伝子標的選択性が高いことに起因すると推察した。HeLa細胞膜Nグリコームの組成はエピジェネティック阻害剤により特異的に変化することを示した。細胞膜のグリカンは腫瘍細胞の転移能に重要であり,全病原性微生物の入口でもある。使用したエピジェネティック阻害剤は登録薬剤で,本研究はこれらの薬剤の抗癌剤及び抗微生物薬としての応用研究である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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