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J-GLOBAL ID:201202268847174293   整理番号:12A1262028

Euglena gracilisの従属栄養種および栄養要求性種におけるクロム誘導ストレス条件

Chromium induced stress conditions in heterotrophic and auxotrophic strains of Euglena gracilis
著者 (9件):
資料名:
巻: 84  ページ: 147-154  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Euglena gracilisの二つの種における様々なCr(VI)濃度(0,10,20,40μM)に関連付けて酸化ストレスパラメータと抗酸化防御化合物および酵素活性を研究したが,これらの一つは汚染河川(MAT)から単離したものであり,もう一つは菌株保存(UTEX)から得たものである。クロム毒性は2種の栄養要求性変異および真正従属栄養変異で測定した。クロム取込は栄養要求性培養で高いが,これは従属栄養培養と比較して高い細胞増殖阻害および低いIC50レベルによって反映されている。Cr(VI)処理において,クロロフィルaとクロロフィルbの比(Chl a/Chl b)の減少が観測され,パラミロン含有量に対する蛋白質の比率は増大し,また全脂質含有量は増加し,栄養要求性種が最大値をもつ。TBARS含有量は40μMCr(VI)処理でのみ著しく増加する。また,不飽和脂肪酸もCr(VI)処理で増加し,従属栄養細胞中に高い貯蔵脂質(飽和酸)含有をもたらす。SOD活性やGSH含有のような抗酸化反応はクロム濃度と共に増加するが,これは従属栄養培養における最大GSH値およびクロム毒性におけるSOD酵素関与を示している。MAT種は,UTEX種よりも高いIC50値,高い炭水化物および飽和酸含有量,および抗酸化系の良好な反応をもつ。また,汚染場所から単離されたこの種は,対照細胞およびほとんど全ての培養において高いGSH含有量とSOD活性を示す。SOD活性は両MAT種において9倍の増加に達した。これらの結果は,Cr(VI)ストレスに対するMAT種の耐性がGSHレベルおよび/または生合成能力に関連するだけでなく,SOD抗酸化酵素の関与にも関連していることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 

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