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J-GLOBAL ID:201202268903772484   整理番号:12A1524286

血管研究におけるfli1a:EGFP遺伝子組換えゼブラフィッシュの慎重な利用

Cautious use of fli1a:EGFP transgenic zebrafish in vascular research
著者 (2件):
資料名:
巻: 427  号:ページ: 223-226  発行年: 2012年10月12日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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外来配列の完全なゲノムへの組み込みは,人工的表現型あるいは非特異的結果を引き起こすかも知れない。ホールマウントin situハイブリダイゼーション(WISH)実験にfli1a:EGFP遺伝子組換え胚を用いたとき非特異的な血管での発現が見られることに気づいた。そこで,fli1a:EGFP導入遺伝子に含まれる残存するベクター配列,あるいは導入遺伝子のゲノムへの組み込みが,全ゲノムレベルでの発現「ノイズ」および/または遺伝子発現の調節解除を引き起こすかどうかを調べた。2つの異なる手法,すなわち,ベクターから,あるいはPCRを利用してRNAプローブを合成した。WISHにおいて,ベクターから合成したdnmt3プローブは,fli1a:EGFP胚において非特異的な血管での発現を検出したが,野生型胚では検出しなかった。野生型に比べ,fli1a:EGFP胚では全ゲノムレベルで遺伝子発現が変化していた。本結果は,発生生物学研究においてfli1a:EGFPのような遺伝子組換え体を用いるときのデータ解釈に際し,十分な注意が払われるべきであることを強く主張する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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遺伝子操作 
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