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J-GLOBAL ID:201202268970914935   整理番号:12A0249346

短期で大量のオピオイド投与による疼痛の脊髄記憶痕跡の抹消

Erasure of a Spinal Memory Trace of Pain by a Brief, High-Dose Opioid Administration
著者 (4件):
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巻: 335  号: 6065  ページ: 235-238  発行年: 2012年01月13日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C線維シナプスにおいて疼痛性刺激で誘導した末端部の長期増強(LTP)は疼痛増幅や疼痛の記憶痕跡のモデルである。μ-オピオイド受容体作動薬は,強力であるが可逆的なC線維シナプスの抑制を誘導するため,少量オピオイドの持続的投与は疼痛治療の標準法となっている。本研究ではラットモデルを用いて,大量オピオイドの短期投与が種々の形態のC線維シナプスでの活性依存性LTPを逆転可能であることを見いだした。この脱増強には,カルシウム依存性シグナル伝達と,α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸受容体のりん酸化状態の正常化が関与していた。本処置でカプサイシンでの疼痛増強による痛覚過敏の動物も回復した。以上の結果は,オピオイドが疼痛を一過性に鈍化させるのみならず,疼痛の脊髄性の記憶痕跡も消失させることを示す。
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分類 (1件):
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たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究 
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