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J-GLOBAL ID:201202268987441763   整理番号:12A0868521

高いCO2及びO3はダイズ農業生態系におけるN2O放出ではなく窒素回転率を修飾する

Elevated CO2 and O3 modify N turnover rates, but not N2O emissions in a soybean agroecosystem
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  ページ: 104-114  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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将来の気候変動を予測し軽減するためにN2O放出を含む窒素循環に及ぼす高いCO2 (eCO2)及びO3 (eO3)の植物介在効果を理解することは重要である。このことは窒素循環及びN2O放出が適応管理に応答するため,特に農業生態系については興味深い。本研究は,28日の実験室培養実験の間,SoyFACEからの潜在的N2O放出に関してeCO2及びeO3と土壌含水量の相互作用を調査した。本研究は,2つのダイズ生育期の間,圃場N2Oフラックスも評価した。加えて,本研究は土壌窒素(δ15N)の天然存在度安定同位体比の変化を分析することで長期にわたる地下プロセスと以前観察されたダイズ成長及び生産の変化を結合する試みを行った。この方法は,土壌δ15Nは土壌窒素が異なる同位体特性をもつ入力又は出力が変化するときにだけ変化するとする概念に依存する。本研究は,実験室及び圃場で測定したN2O放出に及ぼすCO2及びeO3の主な影響を発見しなかった。しかし,天然存在度同位体分析は,eCO2による総ガス状の窒素損失の減少と結合した生物学的固定化窒素の地下割当ての減少によって,長期的には窒素循環が強化されることを示唆した。対照的に,同位体データは,eO3の下での生物学的固定化窒素の地下割当て増加で,結果的にガス状窒素損失が増加し,大部分がN2形態を生じることを示唆した。この農業生態系の表土層における窒素プール及び瞬間的な変換に及ぼすeCO2及びeO3の影響は極小値であると仮定すると,本研究結果は窒素回転率の長期変化を評価することの重要性を説明する。本研究は,長期的には窒素循環をeO3は減速する一方でeO3は加速するが,N2O放出変化によるフィードバックはこのダイズ系で生じないと結論する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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豆類  ,  土壌化学 

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