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J-GLOBAL ID：201202269027970075   整理番号：12A0544375

神経細胞挙動を調節し組成勾配を持つ神経導管を調製するための潤滑生分解性ポリマーネットワーク

Lubricated Biodegradable Polymer Networks for Regulating Nerve Cell Behavior and Fabricating Nerve Conduits with a Compositional Gradient

著者 (5件)： CAI Lei (Univ. Tennessee, Tennessee, USA) ,  LU Jie (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  SHEEN Volney (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  WANG Shanfeng (Univ. Tennessee, Tennessee, USA) ,  WANG Shanfeng (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 13  号： 2  ページ： 358-368  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,神経細胞培養のための望ましいポリマーネットワークを構築するために,メトキシポリ(エチレングリコール)モノアクリレート(mPEGA)を疎水性半結晶性ポリ(ε-カプロラクトン)ジアクリレート(PCLDA)に種々の組成で(mPEGA比率2~30%)で混合し,これを光架橋して,表面化学と神経細胞挙動の関係を調べた。このポリマーネットワークの摩擦係数,親水性および蛋白質吸収のような表面性状はmPEGAの添加により著しく改良された。改良された表面潤滑性,疎水性および蛋白質吸収の減少はラットSpL201およびPC12細胞の付着,拡散性,増殖および分化に複合的効果を示した。両細胞系の増殖速度はmPEGA比率5~7%によって得られた適当な親水性のために最初は促進され,次に高密度グラフトPEG鎖由来の強い蛋白質抵抗性のために阻害された。このような複雑な効果は,フォルスコリン処理のSpL201細胞分化およびPC12細胞の神経突起伸長においても認められ,低密度分布のPEG鎖由来の中間的表面エネルギーおよび湿潤性により促進された。NPC細胞もまたmPEGA比率5%基質で著しく高い増殖速度を示した。

シソーラス用語： カルボン酸エステル ,  ビニル化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  *ポリカプロラクトン ,  *ポリエチレンオキシド ,  光架橋 ,  PC12細胞 ,  Schwann細胞 ,  細胞 ,  ラット ,  マウス ,  形態形成 ,  成長 ,  ニューロン ,  細胞分化 ,  細胞増殖 ,  ネットワーク構造 ,  重合体 ,  微生物分解性 ,  ケトン ,  脂環式化合物 ,  脂肪酸 ,  酸素複素環化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  三環ジテルペン
準シソーラス用語： アクリラート ,  *ポリ(ε-カプロラクトン)ジアクリレート ,  *メトキシポリ(エチレングリコール)モノアクリレート ,  ポリエチレングリコール ,  前駆体細胞 ,  神経突起形成 ,  神経突起伸長 ,  神経細胞 ,  *ポリマネットワーク ,  生分解性

分類 (4件)： 医用素材  (GA05040H) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  神経系一般  (EJ12010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： フォルスコリン

タイトルに関連する用語 (8件)： 神経 ,  細胞挙動 ,  調節 ,  組成勾配 ,  導管 ,  調製 ,  潤滑 ,  生分解性ポリマー