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J-GLOBAL ID:201202269034098324   整理番号:12A0111147

高度糖化最終産物はin vitroで好中球における活性酸素種および活性窒素種生成を増強する

Advanced glycation end products enhance reactive oxygen and nitrogen species generation in neutrophils in vitro
著者 (6件):
資料名:
巻: 361  号: 1-2  ページ: 289-296  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病における酸化ストレス(OS)の増加は,糖尿病の病理に導く主因子の1つである。しかし,糖尿病においてOSを誘発する介在物およびメカニズムはまだ十分に分かっておらず,高血糖条件に二次的に形成された高度糖化最終産物(AGE)が循環する多核白血球好中球(PMN)に活性酸素種(ROS)を産生するように刺激している可能性がありうる。本報告では,PMNにおける活性酸素種および活性窒素種生成とその後のOSに及ぼすAGEの影響を調べることを目的とした。AGE-HSAは,PMNによるROSおよび活性窒素中間体(RNI)生成の用量依存性および時間依存性増強を行う。AGE処理好中球は両酵素に対するフラビン蛋白質阻害剤,ジフェニレンヨードニウムの存在においてROSおよびRNIを産生できないという事実から明らかなように,ROSおよびRNI生成の増加はそれぞれNADPHオキシダーゼおよび誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)のアップレギュレーションを通じて媒介されることが見出された。抗RAGE抗体と細胞をインキュベートしたとき,ROSおよびRNI生成のさらなる増加は止まり,AGE-RAGE相互作用の関与を示唆していた。また,AGE曝露PMNにおけるマロンジアルデヒド(MDA)および蛋白質カルボニル生成の増加は,AGEによるOSの誘導を示唆していた。PMN媒介のROSおよびRNI生成の増加を通じてAGEは酸化ストレスの誘導において重要な役割を演じている可能性があり,これはAGE誘導の糖尿病病理の発達に対する部分的原因であるかもしれないという証拠を本研究は与えた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  白血球,リンパ球  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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