抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ホロノミックな全方向移動機構は任意の方向へ速度を瞬時に出すことが可能である。高度な移動性を有するため幅広い分野へ応用が期待されているが,機構と制御の関係はトレードオフとなるため,双方のバランスに優れた機構はこれまで開発されていない。我々は3つの球と3つのアクチュエータを用いたホロノミックな全方移動機構の開発を行っている。この機構は球体とアクチュエータの配置を工夫することで過拘束問題を回避し,簡単な機構でありながら制御性と高度な移動性を有する。試作機を開発し,実際の使用で問題となる段差乗越え,溝踏破,登坂能力について,成人(約56kg)が搭乗した状態での評価実験を行った。(著者抄録)