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J-GLOBAL ID:201202269156006900   整理番号:12A0693428

Arabidopsis thalianaにおけるヒストンH3.1およびH3.3変異体のゲノム規模解析

Genome-wide analysis of histone H3.1 and H3.3 variants in Arabidopsis thaliana
著者 (6件):
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巻: 109  号: 14  ページ: 5370-5375  発行年: 2012年04月03日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヌクレオソームは真核生物DNAを包装してH3,H4,H2A,H2Bと呼ばれる4つの異なるヒストン蛋白質からなる。ヒストンH3にはH3.1とH3.3の2つの主要変異体があり,動物においては異なるゲノム局在パターンを示す。本報告で植物Arabidopsis thalianaゲノムにおける,H3.1とH3.3のプロファイリングを行い,動植物での広範な類似性と共に,幾つかの特徴も示した。H3.1はゲノムの静止域に豊富であり,それには抑制的クロマチン修飾であるH3リジン27メチル化,H3リジン9メチル化,DNAメチル化が含まれた。対照的にH3.3は活発に転写されている領域に豊富であり,特に遺伝子の3′端に豊富で,ヒストンH3リジン4メチル化,H2Bユビキチン化,RNA Pol II占有の様な遺伝子活性化と相関した。H3.1とH3.3の両者は複製起点に,ヌクレオソーム密度と同様に濃縮され,植物の複製起点の新規特徴を示唆した。本結果は,H3.1がDNA複製時に取込まれる典型的ヒストンとして作用し,一方H3.3は転写の様なクロマチン破壊過程時のS期外部に取込まれる代替的ヒストンとして作用することを示唆した。
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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