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J-GLOBAL ID:201202269216351904   整理番号:12A0717666

騒音性難聴になったラット蝸牛における新しい遺伝子変化の同定

Identification of new altered genes in rat cochleae with noise-induced hearing loss
著者 (8件):
資料名:
巻: 499  号:ページ: 318-322  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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騒音ストレス後の蝸牛中で高レベルに発現される遺伝子は聴覚において重要な調節的役割を持つと推定されることから,これらの遺伝子を同定することは正常な聴覚機能の回復に有用と考えられる。本研究では,ラットにおける騒音曝露の停止から1時間後の遺伝子発現の変化を,マイクロアレイおよびリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)を用いて評価した。さらに,聴覚閾値のシフトと有毛細胞の形態学的変化も観察した。本研究により,適用した騒音によって外有毛細胞の消失と40-50 dBの聴力損失が誘導されることが示された。全部で239個の遺伝子変化が,免疫系プロセス,ストレスに対する応答あるいは刺激に対する応答に関与していた。上方制御された5種類の遺伝子(Reg3b,Lcn2,Serpina3a,Nob1およびHamp)の発現がqPCRにより確認された。今後の実験ではこれらの新しい候補遺伝子のいくつかに焦点を当てて,根底にある聴覚の病態生理学に関する識見を得ることができると推定される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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聴覚  ,  遺伝的変異 
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