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J-GLOBAL ID:201202269304807810   整理番号:12A0146358

植物ゲノムにおける連鎖する導入遺伝子で同時発生する配列特異的RNA分解

Coincident sequence-specific RNA degradation of linked transgenes in the plant genome
著者 (8件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 259-273  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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植物ゲノムにおける導入遺伝子の発現は転写遺伝子サイレンシングか転写後遺伝子サイレンシング(PTGS)によって阻害することができる。ペチュニアにおけるchalcone synthase-A(CHS-A)遺伝子の過剰発現はCHS-AのPTGSを引き起こし,その結果,花の着色が欠損する。著者らは以前にCHS-A遺伝子の転写の後生的な不活性化がPTGS表現型の復帰をもたらすことを示した。ペチュニアのゲノムではCHS-A導入遺伝子はサイレンシングされても,それと共に導入したマーカーのneomycin phosphotransferaseII(nptII)遺伝子は正常にサイレンシングされなかった。著者らはCHS-A遺伝子のPTGSが誘導されない復帰植物体ではnptII遺伝子がサイレンシングされないが,それが誘導されるペチュニア系統ではnptII遺伝子がサイレンシングされることを見いだした。遺伝子サイレンシングのサプレッサー蛋白質を持つウイルスの感染後の転写活性,短い干渉RNAの蓄積,RNA量の回復によると,nptII遺伝子のサイレンシングは転写後の機構であることが示された。nptII遺伝子に対するCHS-A遺伝子の読み過ごし転写産物が検出された。詳細配列分析によると,この読み過ごし転写産物(22nt)とCHS-AのRNA(21nt)から生じた低分子RNAの主要な大きさ群の間には著しい差が認められた。これらの結果は読み過ごし転写が連鎖する導入遺伝子の同時発生するPTGSにおけるRNA分解の異なる段階に関与していることを示唆し,導入遺伝子の発現の不安定化への新しい洞察を提供する。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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