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J-GLOBAL ID:201202269350478562   整理番号:12A0507827

ユーカリ材の二段階熱分解による木炭収率の改善: 熱重量分析研究

Improvement of charcoal yield by two-step pyrolysis on eucalyptus wood: A thermogravimetric study
著者 (5件):
資料名:
巻: 96  ページ: 161-167  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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先の研究において,二段階バイオマス熱分解の結果を論じた。本報において,ユーカリ材及びその3種類の成分,すなわちセルロース,キシラン及びリグニン,の熱重量分析研究を行い,これらの結果の背後にある現象を説明した。二段階熱分解実験を,最初の2°Cmin-1の遅い加熱速度における緩やかな熱分解段階,続く100°Cmin-1の加熱速度による急速熱分解段階で,900°Cに至るTGAオーブン中で行った。加熱速度の変化を360°Cの温度で行った場合,ユーカリ材からのチャー収率は,単純な2°Cmin-1熱分解での18.8%から,22.8%へ向上した。加熱速度を330~360°Cの温度範囲で変化させた場合,セルロースからのチャー収率もきわめてわずかであるが増加した。反対に,二段階熱分解におけるキシラン及びリグニンからのチャー収率は,単純な2°Cmin-1熱分解の収率より常に低かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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木材化学  ,  固体燃料工業一般 

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