抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市公園法の半世紀について報告した。先ず,都市公園法制定の背景に関し,その中心にいたのは,当時建設省計画局施設課長であった佐藤昌で,佐藤はその経過を多く記述している。次に,施設としての公園に関し,池原謙一郎による未来都市像の提案等を報告した。更に,地べたへの着地に関し,60年代を境に「環境」ということが強く意識されるようになった都市観の転換と連動する動きであったことを報告した。加えて,公園という公物と法制度に関し,各種公物管理法の目的規定等について報告した。最後に,社寺は人工-自然公物概念では扱えない歴史公物とでもいうべき独自の存在として造園学の立場からその制度的扱いの理論化を進めることも有効かもしれないことを提言した。