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J-GLOBAL ID：201202269473071904   整理番号：12A1312606

Al_0.5CoCrCuFeNi高エントロピー合金の疲労挙動

Fatigue behavior of Al_0.5CoCrCuFeNi high entropy alloys

著者 (7件)： HEMPHILL M.a. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Tennessee, Knoxville, TN, USA) ,  YUAN T. (Dep. of Industrial and Systems Engineering, Ohio Univ., Athens, OH, USA) ,  WANG G.y. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Tennessee, Knoxville, TN, USA) ,  YEH J.w. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Tsing Hua Univ., Hsinchu 30013, Taiwan) ,  TSAI C.w. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Tsing Hua Univ., Hsinchu 30013, Taiwan) ,  CHUANG A. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Tennessee, Knoxville, TN, USA) ,  LIAW P.k. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Tennessee, Knoxville, TN, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 60  号： 16  ページ： 5723-5734  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Al_0.5CoCrCuFeNi高エントロピー合金(HEA)の疲労挙動を検討し,鋼,チタ合金及び先進バルク金属ガラスなどと比較した。HEAの疲労耐久限は540~945MPa,これと極限引張強さとの比は0.402~0.703と,他の合金より優れていることを明らかにした。応力と疲労寿命との関係の図において,大きくばらつく試料もあった。疲労データを予測し,HEAに見られるばらつきを明らかにするためにワイブルモデルを適用した。ワイブル混合予測モデルを用いて,データを強いと弱いの2つのグループに分けた。このモデルによると,応力が858MPa以上の場合は強いグループの試片の破断までの時間の中央値は10⁷サイクル以上であると推定される。酸化アルミ介在物や微小亀裂のような微細組織上の欠陥がHEAの疲労挙動に重要な影響を及ぼす可能性のあることが明らかになった。これら欠陥の数が減少すれば通常の合金より優れた疲労挙動を示すようになるものと考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  銅含有合金 ,  鉄含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  *疲れ ,  疲れ強さ ,  引張強さ ,  疲れ寿命 ,  予測モデル ,  応力 ,  酸化アルミニウム ,  非金属介在物 ,  微小亀裂 ,  破断 ,  モデリング
準シソーラス用語： *高エントロピー合金

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (2件)： 高エントロピー合金 ,  疲労挙動