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J-GLOBAL ID：201202269484746407   整理番号：12A0876342

補強された吸収材料:TEMPO酸化MFCとCTMP繊維からなるセルロース系複合材料

Reinforced absorbent material: a cellulosic composite of TEMPO-oxidized MFC and CTMP fibres

著者 (4件)： BRODIN Fredrik Wernersson (Chalmers Univ. of Technol., Forest Products and Chemical Engineering, Dep. of Chemical and Biological Engineering ...) ,  LUND Kristoffer (Chalmers Univ. of Technol., Forest Products and Chemical Engineering, Dep. of Chemical and Biological Engineering ...) ,  BRELID Harald (Chalmers Univ. of Technol., Forest Products and Chemical Engineering, Dep. of Chemical and Biological Engineering ...) ,  THELIANDER Hans (Chalmers Univ. of Technol., Forest Products and Chemical Engineering, Dep. of Chemical and Biological Engineering ...)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 19  号： 4  ページ： 1413-1423  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報は,使い捨ておむつの吸収心材に必要な機能を全て備えた,再生資源ベース新材料の開発を目的とした。吸収フォームは最近,TEMPO酸化,離解,凍結乾燥により,針葉樹クラフトパルプから作製された。本報では,パルプ繊維にTEMPO酸化MFC(セルロースミクロフィブリル)を混合し,凍結乾燥した吸収材の機械的安定性の改善を目指したセルロース系複合材料を調製した。繊維含量の異なる凍結乾燥材の吸収特性と保持特性を評価した。その結果,本複合材料は繊維無添加の吸収フォームに比し,優れた機械的安定性を示した。スプルースCTMP(ケミサーモメカニカルパルプ)繊維系複合材料は,針葉樹クラフトパルプ繊維系よりも,優れた吸収および保持特性を示した。CTMP繊維が高剛性のためと考察した。CTMP系複合材料は,細孔径分布が荷重を受けてもほぼ変わらないことを,ポロシメトリーで確かめた。更に,保持特性は,約85%CTMP/15%TMPO酸化MFCで最高値を示した。遠心分離による保持試験の結果,複合材料中のTEMPO酸化MFCの保持率は,通常の高吸水性ポリマとほぼ同等の吸収容量を有していた。Copyright 2012 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *吸収体 ,  *多孔質体 ,  *ケミサーモメカニカルパルプ ,  おむつ ,  離解 ,  保水性 ,  *酸化 ,  凍結乾燥 ,  クラフトパルプ ,  剛性 ,  細孔径分布
準シソーラス用語： *繊維強化複合材料 ,  *CTMP ,  *セルロースミクロフィブリル ,  使い捨ておむつ ,  吸収率 ,  機械的安定性 ,  高吸水性ポリマ

分類 (4件)： パルプの処理,抄造,仕上  (YL02030A) ,  吸収  (XD02090P) ,  その他の製品,半製品,利用  (YH06080T) ,  多糖類  (CF10054P)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (7件)： 補強 ,  吸収材料 ,  TEMPO酸化 ,  CTMP ,  繊維 ,  セルロース ,  複合材料