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J-GLOBAL ID：201202269528911028   整理番号：12A1516536

メルトスピニングNiTi基リボンのミクロ組織調査

Microstructural Investigation of Melt-Spun NiTi Based Ribbons

著者 (3件)： MEHRABI K. (Univ. Leoben, AUT) ,  BRUNCKO M. (Univ. Leoben, AUT) ,  KNEISSL A. C. (Univ. Maribor, SVN)
資料名： Practical Metallography  (Practical Metallography)
巻： 49  号： 9  ページ： 544-555  発行年： 2012年 
JST資料番号： B0731A  ISSN： 0032-678X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N1T1系形状記憶合金は製造プロセスに非常に敏感で合金の作業性,延性や特性に悪影響を与えるけい素,酸素と炭素の影響の結果と考えられる介在物の影響を受けやすい。本稿では,メルトスピニングによるNiTi基リボンの機能的で良好な機械的性質を兼ね備え小寸法形状の記憶合金の製造を検討した。薄いNiTiリボンの調製に幾つかのメルトスピニング法を採用し,異なった条件(ルツボ,溶解時間と温度)のメルトスピンプロセスについて介在物,ミクロ組織や合金組成の効果を調査した。メルトスピニングリボンの縦方向断面の試験片について走査透過電顕により金属組織を調査した。インジェクション温度1400°C下でのY₂O₃被覆石英ルツボと1400°C以上での黒鉛ルツボで最適な結果が得られた。これらの試料はその後の熱処理がなくても,既に完全にマルテンサイト組織を呈してした。また,電子顕微鏡観察ではマルテンサイト系下部組織の双晶境界も観察された。

シソーラス用語： *生産方式 ,  *チタン合金 ,  *ニッケル合金 ,  *形状記憶合金 ,  介在物 ,  金属組織 ,  リボン結晶 ,  坩堝
準シソーラス用語： *チタン-ニッケル合金 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  *メルトスピニング法

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： メルトスピニング ,  NiTi ,  リボン ,  ミクロ組織 ,  調査