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J-GLOBAL ID：201202269679513660   整理番号：12A0622722

イオンビームによるグラフト重合法の研究

A STUDY OF THE ION BEAM GRAFT POLYMERIZATION METHOD

著者 (3件)： TANIIKE Akira (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  FURUYAMA Yuichi (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KITAMURA Akira (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Journal of Maritime Researches  (Journal of Maritime Researches)
巻： 1  号： 1  ページ： 121-132  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： L8338A  ISSN： 2186-0890  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H⁺イオンビームによるグラフト共重合(IBGP)を行って,生成したグラフト共重合体の海水中の金属イオンの吸着剤としての性能を評価した。200~3400keVのH⁺イオンビームを高密度ポリエチレンシートに照射した後,生成したラジカルを開始剤として各種のモノマと接触させてグラフト共重合を行った。マスクを施したり,二段階のグラフト共重合を行って,三次元構造のグラフト共重合体の作製も行った。モノマとして,主に,アクリル酸(AA)とアクリロニトリルを用いたが,その他に,メタクリル酸(MA),メタクリル酸2-ヒドロキシエチルも用いた。その結果,AAとMAを用いた多重IBGPを生成した。また,グラフト共重合体シートを海水に浸漬して,吸着した金属イオンを粒子励起X線発光分析で測定したが,2価の金属イオンが吸着しやすかった。

シソーラス用語： 陽子 ,  *イオンビーム ,  *グラフト共重合 ,  連鎖開始反応 ,  *高密度ポリエチレン ,  *プラスチックシート ,  ラジカル重合 ,  ビニル化合物 ,  海水 ,  *金属イオン ,  *吸着剤 ,  PIXE分析 ,  *グラフト共重合体 ,  吸着 ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪酸 ,  オレフィン化合物

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (4件)： アクリル酸 ,  アクリロニトリル ,  メタクリル酸 ,  メタクリル酸2-ヒドロキシエチル

引用文献 (6件)：

• Kitamura, A., Hamamoto, S., Taniike, A., Ohtani, Y, Kubota N., and Furuyama, Y. (2004), Radiat. Phys & Chem., 69: 171.
• Shiraishi, T., Tamada, M., Saito, K., Sugo, T. (2003), Radiat. Phys & Chem., 66: 43.
• Tamada, M., Seko, N., and Yoshii, F. (2004) , Radiat. Phys. Chem., 71: 223.
• Tsujii, Y, Ohno, K., Yamamoto, S., Goto, A., and Fukuda, T. (2004), Adv. Poly m. Sci., 197: 1.
• Taniike, A., Kubota, N., Takeuchi, M., Furuyama, Y, and Kitamura, A.(2002), J. Appl. Phys., 92: 6489.

タイトルに関連する用語 (3件)： イオンビーム ,  グラフト重合 ,  研究